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スターウォーズ・最後のジェダイ 密度の濃い傑作大娯楽作品!

   瀕死のコペンに乗って観てきたよ!スターウォーズ・最後のジェダイ」!

             限定パンフ、1200円もした!

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          いやあ、面白かった!また観る! 

 

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 仕事の時間を調整し、あさイチの上映回に事前に席を予約しておいたんだけど、その時点で平日地方のシネコン2スクリーンでの公開にもかかわらずそこそこ席は埋まっていた。僕のようなおじさんばかりかと思いきや、女性ひとりの客も数人見かけ、改めてSW人気の幅広さを感じた。

 

 やはりSWを観るときは特別な感慨がある。僕は小学生の時からリアルタイムで見続けているけれど、この歳になってもあの高揚感が味わえるなんて!

 

 上映前、アヴェンジャーズやブラックパンサーの予告編が流れたけれど、次からへと破壊と混沌の超大作っぷり。こんなに事前に見せていいのか?最近予告編で見せすぎなのでは?なんか初めて見るインパクト薄れない?僕はエピⅧの予告編をつとめて見ないようにしていたのでこの見せすぎ予告編には正直少し辟易してしまうほどだ。ブラックパンサーも観ようかなと思っているのにこんなに見せられると興ざめだろう。だから僕は目をつぶって予告編をやりすごすことにした。すると、突然場内、暗転。

 

 キタ!出るぞ「遠い遠い昔 はるか彼方の銀河系で」が!と思い身構えていると「NO MORE 映画泥棒」でがっくり!

 

 そしてようやく「LUCASFILM」のロゴが登場し、ばーん!お馴染みのあのテーマに載って黄色い字幕が宇宙へ飛んでいく。

 

 

 

          注意!ここからネタバレありますよ!

 

 物語はエピソード7からそのままつながっている。これはSWの中で初めてのことだ。たいていは何かしらのインターバルがあって次のエピソードに進むものなのに。だから僕は「帝国の逆襲」の時、デススターを破壊したのになぜか共和国軍が惑星ホスでピンチになっていることが???であった。

 冒頭から激しい宇宙での戦闘シーン。これぞSWという醍醐味を十分堪能させてくれるオープニングシーンだ。多勢に無勢のレジスタンスはゲリラ的作戦で超重量級のファーストオーダーの戦艦ドレッドノートを沈めようとする。その作戦の先鋒を担うのがわれらがポー・ダメロンだ。どうでもいいけど、ダメロンって名前なんだ。

 Xウィング一機でファーストオーダーの巡洋艦と相対し、前回逃げおおせたハックス将軍をからかう。エピⅧ全般に言えるのは、ストーリーがシリアスなせいか、コメディ的部分が通常よりもやや足されている印象だ。「バグス将軍」とか、笑う。

 

 ポーは果敢な突撃でドレッドノートのキャノンを破壊し、レジスタンスの爆撃艦隊を導こうとする。敵の攻撃は激しく次々と撃沈される爆撃艦。そんななかラスト一機がようやくドレッドノートに近づき、爆撃のチャンスを得る。艦の中には首に月形のペンダントを提げたアジア系の女性が何とかして爆弾投下のスイッチをひねろうとしている。爆発によって一度はスイッチを取り落としたものの、必死の努力で爆弾を投下しドレッドノートは沈没する。沸き立つレジスタンスだったがポーはさらに攻撃を加えようとレイアの命令を無視するなど暴走気味。

 

 僕はこの時点で、あれ?キャリーフィッシャー死んだのに出てるけどCG?でもどう見てもナチュラルすぎる。今ここまでCGは進化したのか!と勝手に思っていたら撮影終了後にお亡くなりになっていたのですね。R.I.P.

 そうして場面はいよいよレイとルークの邂逅場面へと移る。エピ7のエンディングでライトセーバーを差し出すレイの姿が感動的で、このあとどうなるのだろうとあれこれ想像をしていたが、ルークはセーバーを受け取るとあっさりと後ろへポイと投げてしまう。

 あっけにとられるレイ。ルークは無言でその場を去る。ほほーそうきましたか。

 何度頼んでもルークが家に引きこもっているのでついにチューバッカを投入し、ルークの家のドアを破壊。めちゃくちゃ。しかしソロがいないことに気付いたルークはすべてを理解する。

 レジスタンスを助けてくれと懇願するレイに「ムリ」とすげないルーク。まるで「新しい希望」でオビワンがレイアに助けを請われるようなシチュエーション。ルークがオビワンのような存在になっているという構図。もうこのくらいの作品のスケールと世界観になるとこういう本歌取りがいくつも出てくるよね。当然、旧作を彷彿とさせるシーンはいくつもあります。あれ!そういえば「なんだか悪い予感がする」を聞いていないような・・・。僕が聞き忘れたのか、字幕をスルーしていたのか。まあどうせまた見るからその時に確かめます。

 

 一方、ドレッドノートを撃沈してハイパードライヴで姿をくらますレジスタンス。失敗をしたハックス将軍に「何してんじゃコラー!」と最高指導者スノークのカミナリが落ちる。スノークを演じているのはロードオブザリングのゴラムを演じたアンディ・サーキス。アンディはCGキャラの動きをつけるパイオニアとして数多くのキャラを演じている。ピーター・ジャクソン版の「キングコング」では船の乗組員として素顔で出演していたけれど頭から謎の生物に食われてたっけ。

 

 ハックスはカイロレンと共にスノークの謁見の間で説教をされるが将軍の「レジスタンスのしっぽは掴んでいます」発言でそのまま任務を続行させる。残されたレンはスノークにその弱さや「そのふざけたダッセーヘルメットかぶっていい気になってるんじゃねえ」と馬鹿にされ、帰りのエレベーターであのお気に入りのヘルメットを粉々に壊す。相変わらずエモ気質全開のレン君。

 ハックス将軍は新開発のシステムでハイパードライブで逃げた艦隊を追跡することに成功。さらにはなんとスノークの旗艦が直々に参上。

                  真ん中のどでかい奴

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 この船なんと全長60キロあるんだって!ベイダーのエクゼクターの巨大さにも圧倒されたがこちらも負けてはいない。驚いて逃げるレジスタンス軍は次々と船を沈められ、あのアクバー提督までも戦死!こんなところで!

 一方レンは怒りに任せて出撃。レイアの乗る巡洋艦に攻撃を加え、その際にポーの黒いXウィングは大破。そうしてブリッジの母親に狙いを定めるが引き金を引くことができない。その代わりに隊列を組んでいたTIEファイターが砲火を浴びせ、レイアは宇宙へと飛ばされる。ソロに続きレイアも!?という衝撃を受けるがなんとレイア姫、フォースのチカラで自力で艦へと帰還。エアロックもないのにドアを開けて救助するポーたち。

 指導者を失ったレジスタンスはローラ・ダーン演じるホルドー中将に指示を仰ぐ。これもなんかヘンな名前だね。掘るどー!その掘るど、ただひたすら「逃げろ」というだけだった。反抗するポー。艦隊はシールドを後方に集中してかろうじてファーストオーダーの艦隊の攻撃を避けている。亜光速で逃げているのでなんとか追いつかれずに済んでいるがいずれ燃料がなくなる!

 そうしている間にフィンは目覚めてんやわんやの騒ぎに巻き込まれる。どうしてもレイを助けたいフィンは脱出ポッドを失敬しようとするが脱走兵と間違われ、整備士のローズという女性にスタンガンで気絶させられてしまう。

 

 ちょっと、もうここまで書いたら疲れたので続きはまた明日です

 

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