ロックミュージックには、たまにストリングス、もしくはバイオリンが入っている曲がある。そういう曲は、大方耳障りがよく、いい曲が多いよね。僕が思いついた限りであげてみたいと思います。
僕が始めてその手の曲でイイ!と感動したのは中学の時にほぼ毎日聴いていたデュラン・デュランの「MY OWN WAY」だ。
彼らのレパートリーの中でも最も好きな曲。これ聴いて本格的に彼らにハマり、ベースを弾き始めたのも懐かしい。ロングバージョンの12インチも買った。ちなみにこれが聴けるのは当時はシングル盤のみで、アルバム「RIO」に収録されていたこの曲は全然別のバージョンでかなりがっかりした。
次は言わずと知れたスタイル・カウンシル(=ポール・ウエラー)の名曲「SHOUT TO THE TOP」。ポールウェラーを知らなくても、この曲を知っている人は多いはずだ。テレビなんかでも色々な場面でBGMとして使われていた。
次は元バウハウスのヴォーカリスト、ピーター・マーフィーのソロ「CUT YOU UP」。しょっぱなから哀愁のこもったバイオリンの旋律がが素晴らしい。
僕はこの曲を聴いて即座にアルバムを購入した。
昔の作品だけど、たまに聴くといいアルバム。もうピーターもいい年だけれど、昔はNINと一緒にやったりもしていたっけ。
同じようなセンチメンタルな感じで言えばやはりキュアーのこの曲は外せない。
曲の途中から入ってくる切ない感じのバイオリンは名アレンジ。
しっとりと入ってくるストリングスが続いたので、逆に明るく軽快な効果を持った曲はこちら、ドイツの職人的DJ集団、ジャザノヴァの「I CAN SEE」。
ジャザノヴァはクラブジャズの傑作アルバムを出したあとに、この曲を含む歌モノ満載のソウルフルなアルバムを出してファンは少し戸惑った。
- アーティスト: ジャザノヴァ,ペドロ・マーティンズ,ベンベ・セグエ,ポール・ランドルフ,フォンテ,ベン・ウェストビーチ,シーフ,ホセ・ジェイムズ,リオン・ウェア,ジョー・デューキー,アジムス
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
- 発売日: 2008/10/15
- メディア: CD
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僕も当時、肩すかしをくらった感じはあったが、それでもかなりの高水準のアルバムであることは確かだ。ジャザノヴァとしての活動が最近あまりないようなので寂しい。
有名どころでジャミロクワイの「COSMIC GIRL」。
ディスコ関係は結構当たり前のようにストリングスが入っている曲があるので、この曲もその系統ではあるか。いい曲です。ジャミロクワイもよく聴いたなー。
ハードロックで言えば、この曲は外せない。レインボーのスターゲイザー!
最後に入ってくるストリングスがこの曲の荘厳さをさらに一層高めている。この次のライトインザブラックへの流れが何度聴いてもすごくて。
若いメタルのリスナーは何とも思わないんだろうけど、コージー・パウエルのどこたかどこたか、というツーバスに度肝を抜かれたものだ。今その数百倍の速度でバスドラム踏む人間が沢山いるもんね。
日本のアーティストも挙げたい。まあ、これもだいぶ古いけれども、サイレント・ポエツの「SOMEDAY」。美しいストリングスと一聴して不調和にも思える黒人女性のラップが不思議な雰囲気を醸し出しているちょっとクセのある曲です。
この曲一時期スペースシャワーTVで何度も流れていて結構必死になってCDを探した。この間たまたま久しぶりにこの曲を車で聴いたら、小4の娘が「おとうさん、この曲なに?」と興味を示していた。「なんかいつもの感じと違うよね」だって。まあ、そりゃそうだ、大体はデスメタルとかを中心に聴いているんだから新鮮だったらしい。
娘も音楽に関しては大分僕の影響が大きいのでメタリカやスレイヤーに詳しくなったのはいいが、中学生くらいになって友達とカラオケとか行くようになったらどうなるのだろうか。すでに本格的ロックを浴びるように聴いている娘は果たしてJPOPを歌うののだろうか。
でも、ピアノを習い、学校の曲を聴き、妻のオザケンなんかも受け入れているから、僕が変な心配なんかしなくてもいいのだろうな。女の子だし、きっとうまくやるのだろう。以上どうでもよい父親の独り言。
スネオヘアーの『冬の翼』
本当はこのアーノルドバージョンじゃないPVがあるんだけど、何故か埋込みがうまくいかないのでこちらで。この曲はスネオヘアーの中でも屈指の名曲!僕昔ドラムベースキーボード打ち込みで、ひとりギターを弾いてとある場所で余興としてこの曲を歌ってそこそこ受けた。スネオヘアー、最近は聴いてないけど昔はよく聴いた。いい曲多いよね。この曲なんか、日本のオルタナ曲としてはスマパンに匹敵するくらいのパワーがあると思うんですけど、どうですか。
まあ、色々と挙げてきましたが最後はやっぱりこのバンド!
水中、それは苦しい「まじんのおのようこ」
ストリングスが合いそうなのはこちらの小説