何の気なしに最近のゲームセンターCXを見ていたら、日本ゲーム博物館という施設の倉庫で有野課長がレトロゲームを体験するコーナーがあった。
そして、一瞬写ったゲームに僕はたちまちノスタルジーを掻き立てられてしまったのだ。一瞬映る筐体がなんと「チューハンター」!
そして まあ、チューハンターとか言われて「え!マジ!チューハンター!」と思う人がそもそもいるかどうか分からないけど。
その日本ゲーム博物館のツイッターに少し載ってました。僕のPCからは動画が見られなくて残念。
小学生の頃僕は神奈川県川崎市に住んでいた。父の友人がよみうりランドに勤務していて、よくチケットをくれたのでほとんど毎月のように遊びに行っていたのだけれど、そこにあったゲームコーナーにこいつがあったのだ。ベルトコンベア方式で次から次へと出てくるネズミをライフルで撃ち、得点を稼ぐという当時よくあるタイプのゲームだった。うまくたまが当たると「ちゅー!」と言ってねずみが向こう側へ倒れた。
あーこのゲーム死ぬまでに一回やっておきたいなあ。岐阜県か・・・。
ところで、筐体ではないけれど、僕もいまだにゲーム&ウォッチという任天堂が出して大ヒットさせた液晶ゲームを持っている。僕らの世代はこいつに熱狂したはずだ。まずこれ「FIRE」。
今は電池が切れて表示されていないけれど、二年くらい前は現役バリバリだった。きっといるだろうな、と思って検索したら案の定、プレイ動画をアップしている方がいました。便利な世の中だ。
そうしてもう一つはこれ、「オクトパス」。
よく見たら、なんか画面が焼けてる・・・しばらく電池入れたまま放置したのが良くなかったのかも。プレイ動画はハイクオリティなのを発見。
スマホでロールプレイングゲームができる今の世から考えると隔世の感があるけれど、当時はこれを延々とやっていたのだ。逆に今これをやれと言われてもやらない。
それで、実はもう一つ持っていたのになくなっちゃったのがあってそれがこちら。
「バーミン」。
超懐かC!これは確か弟がお年玉を使って買った、我が家で初めてのゲーム&ウォッチだった。
買ったばかりの直後、弟は腕を骨折してしまい、ギプスをしていたけれど器用に片手だけでこいつをクリアしていた。どんなスキルだ。
ちなみに弟が骨折治療中、ガス台のそばにいたら、いつの間にかギプスの包帯に火が燃え移って先に気がついた僕が慌てて消し止めたということがあったっけ。
余談だが、このゲームのタイトル「バーミン(VERMIN)」について。
僕は長じてカンニバルコープスを聴くようになり、今でもアルバムが出るごとに購入している身だが、1996年に出た『顰蹙』という素晴らしいアルバムの一曲目がこれだった。このヴィデオ、冒頭から凄まじいスクリームですが、口に血糊を含んでゲーしたりしているので、そういうのが嫌な人や食事中の人は見ないほうがいいです。
タイトル『devoured by vermin』!
当然真っ先にあのゲームを思い出したものだ。ちなみにこの曲はサビの「ディーヴォー!デボババイバーミン!」(0:50くらい)というところで知らない男の人が廃墟みたいなところでものすごい勢いでヘッドバンギングしていて笑えます。
カンニバルコープスの話題も少し