音楽と本

僕のカルチャーセレクトショップ

昭和40/50年代ノスタルジィ 屋根裏で見つけた小学生の僕 2

岡崎体育は上手いねえ。「感情のピクセル」「NATURAL LIPS」ときて「式」

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 ギャグと叙情の両面を持つというのはかなりの強みだ。「スペツナズ」のほうが好きだけれど。

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 最初のスネアとピアノの三連符にものすごい才能を感じる。

 

 小4の娘はヤマハミュージックスクールに通っており、レッスンを受けている友達と毎年アンサンブルコンテストに参加している。今年もその季節がやってきた。去年は「白鳥の湖」という難易度の高い曲を練習し見事地区予選を突破して大喜びしていた。それで、コンテスト参加に際して毎回グループの名前を決めるのだが、去年は「フルーツバスケット」というフツーのグループ名だった。

 今年挑戦するのは「スラブ舞曲」で、今一生懸命練習している。そうして例のグループ名を決めるらしいのだが中々毎年決まらないらしい。まあ、決まったところでフルーツバスケットレベル(失礼!)なんだからあんまり考えても仕方ないとは思うのだが、妻がなにか候補はないかと言う。どうやら「フラワー」という言葉を使いたいらしく、「~フラワー」で何かいいのはないかというのだ。でも僕に聞いたら、僕の個性が出るよ。例えば娘とふたりで考えたのだがこんなんだし。

 

 僕「じゃあさ、もうデッドフラワーズとかマッドフラワーズにしたら」

 娘「マッドって何?」

 僕「狂ってる、ってこと」

 娘「だめだよ、みんなに嫌がられるよ」

 

 そりゃそうだろう。僕は昔小学6年生の時、クラスの旗をみんなで図工の時間に描いて、その中で一番いいものを選ぶ、ということがあった。ご存知のように

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 多少の絵心があった僕は、クラスのみんなが横向きに書いているのを尻目に、一人タテ書きで、しかも下の部分を尖らし、6角形というすばらしいアイディアを思いついた。そうして黒地に黄色で縁どりし、ドクロの絵を描いた。今思い出してもムチャクチャクールなデザイン!

 しかし大衆に迎合することのない孤高の芸術は一切クラスのみんなには理解されず、「怖い」「気持ち悪い」と一蹴され、教室の後ろの壁に張り出された皆の作品に混じって不気味なオーラを放つだけだった。もちろん、もっとキャッチーな作品がクラスの旗には選ばれていた。

 娘のアンサンブルグループの名前の話に戻ろう。

 

 娘「お父さん、もっと他の考えてよ」

 僕「じゃヘビーメタルフラワーズ」

 娘「みんな意味がわからないよ。やるのメタルじゃないし」

 僕「じゃデスメタルフラワーズ」

 娘「もっとダメだよ。私考えるよ。うーん、スーサイドフラワーズ!」

 僕娘「わははははははは」

 

 この他に「フラワーボム」「ヘルフラワーズ」「ゾンビフラワーズ」など色々考えたけれど結局娘がふと言った

「ムーンフラワー」

が素敵だったのでそれにすれば、ということになった。

「月の花」には詩がある。いいんじゃないか。たぶん、僕の旗と同じような扱いを受けるかもしれないけど。

 

 さて、ようやく小学生の僕の話。まずは2年の「ローラー学習ブック」。 

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 これは各ページにある長さの線が書いてあり、その先を付属のローラーでたどると正解がわかるという仕組み。非常に回りくどく、面倒だと思うのだが、なんとか小学生に学習意欲を持たせようとする製作者の苦心が垣間見える。中身は大したことはないんだけれど、一番最後の裏表紙がこれ!

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 出ました、ジュニアチャンピオンコース!僕はこのシリーズについてはかなり思い入れが深いのだ。ブログ初期のころ、これを書いた。      

otominarukami.hatenablog.com

 小学校で配布される本の裏に広告って今考えられないよね。他にも学研の科学と学習シリーズは学校購読本の定番だった。

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 こういうことを書いていると思い出したのは、今じゃ絶対ありえないのだが、学校から帰るさに、テキヤのおじさんがいきなり祭りでもないのにカラーひよこを売っていたことがあった。黒山の人だかりになっていたが、誰か買ったのだろうか、学校帰りに。 

 あと、なぜか下校時間近くに酔っぱらいのおじさんがうろついており、みんなビビって校門を出られないことがあった。そうして職員室にいる先生にその旨を伝えると、中年の男の先生が帰るのでその先生になんとかしてもらおう、となったのだが、その先生は「走るぞ」といきなり先頭切ってダッシュ!仕方なく僕らも十数人連れ立って走る。酔っぱらいは何か叫んでいたが、なんとか切り抜けた。それにしても、子供心ながらに「そんな作戦あるか!」と思った。

 

 さて小学生の僕の落書きシリーズ。キョーダインの「スカイゼル」とトゲトゲしい怪人。我ながら相変わらずものすごいオリジナリティ。

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     そして弟のグランゼルとブルーハカイダー

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 グランゼルはなんだかゴルゴ13のような顔をしている。思ったより上手く描けなかったのか、×がしてある。ブルーハカイダーは、キカイダー01に「ハカイダー4人衆」として登場したうちの一人。ハカイダーって名前よく考えたよね。   www.youtube.com

ヒーローよりもダークヒーローが好きだった。やはり黒ってかっこいいもんね。

ではまたあした。ごきげんよう

 

がんばって毎日更新してるんですけど・・・

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