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忘れ得ぬ友人、ぶうちゃん その続き

 楽天スーパーセールの「楽天スーパーヒーローズ」を240人まで呼んだが、力尽きた。いつもそう。600人呼ぶとか無理。

 

              昨日の続きだよ!          

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 吹奏楽部で仲良くなったぶうちゃんと色々遊んだ僕。

 ミニエピソードを羅列します。

 

 夏休みの練習にも飽きたので、近所の駄菓子屋で売っていた水鉄砲を購入し、学校の中で撃ち合いをしていたら、先生に見つかり「お前ら高校生か!」と怒られ、水鉄砲を取り上げられた。

 

 「神業トロンボーン」と称して、当時大流行していたゼビウスのテーマと、その後のピロリロピロリロというフレーズを、右手でスライドを超高速で動かして吹き、「速ええー!」と大笑いした。

 

 自動販売機でぶうちゃんがコーラを買おうとしたところに、いきなりテキトーなボタンを僕が押して出てきたのはマウンテンデュー

 「あぁーマウンテンデー!」

 という「デー」の発音に笑う。

 

 なぜか銀紙に包まれたお弁当の食べ残しのおにぎりをずうっと机の横のピラミッドパワーの下に置いていたぶうちゃん。

 「半年経ったら開けるんだよ」

と言っていたが、当然、腐って捨てたとのこと。イミネー!

 

 休日の部活の日、先に弁当を食べ終えた僕は暇なので、近距離でぶうちゃんの食べている様子をジロジロ見る、ということをしたら異様に照れて

 「やめてくれよォー」

と言われた。そりゃそうだ。

 

 確か「宇宙艇」というタイトルだったと思うが(違ったかも)、いかにもコピーをホチキスで閉じただけの雑誌を半年間分を高額で購読していたぶうちゃん。僕がその本を見てみると、ほとんどのページが意味不明の数学の公式で埋まっていた。どうやらいつかはその数式を解くことにより、空飛ぶ円盤=UFOが完成するらしいのだ。インターステラーか!でもどの号を見ても、ほとんど中身は同じ。そこで連発される「タキオンパワー」なる言葉を今も忘れない。なんだタキオンって。

 

 今でも売っているのが驚きだが、ESPシールというのを例の「ムー」の通販で買ったぶうちゃん。

kitasuizenji.sakura.ne.jp

   ・・・今も売っている。

 

 「これ貼っとくと体にいいんだよー」

 「そんなわけ無いでしょ。嘘に決まってるじゃん」

 「馬鹿にすんなよー」

 といういつもの会話があったのだが、その数年後。

 僕は結構混み合っていた山手線に乗り込み、中へと進んでつり革に捕まったのだが、ふと前の席に座っているおじさんの額には例のESPシールが!

 驚愕!&爆笑寸前。ニヤニヤとしながらなんとか悲しい出来事を思い出して笑いをこらえた。

 

 しょっちゅう顔を合わせいたのに暑中見舞いとか、年賀状をやり取りしていたのだが、いつの間にかネタ合戦みたいになる。僕が板で出来たハガキを送ると、ぶうちゃんは新聞紙をちぎって作ったハガキを送ってきた。その中にはあいかわらず「タキオン」その他のオカルトギャグが散りばめられていた。

    

 

 

そしてそのネタ合戦はついにこのレベルにまで達した。

 

 

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         あけまして「御霊前」おめでとう   じゃないよ!

 僕はさすがにやられた!と思ったが、ウチの母親は「正月から、縁起でもない!」と立腹していた。郵便屋さんよりも、僕にすみません円でしょ。

 そんでもって裏はこうなっている。      

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 雑にマジックペンで「ゴメンネ」。そうして何やら貼り付けてあるコピーには何が書いてあるのかというと・・・       

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              全くもって意味不明。

         

        外側がこうなのだが、さて、中身はというと・・・

 

 

       

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  そりゃそうだろう。はずれ以外の何物でもない。まあ、面白いからいいけどさ。

 

 さて、今や彼も公務員で二児の父親。相当な地位にあるはずだ。今では年賀状をやりとりするだけ(流石にふつうのやつ)になってしまったが、普段はどうしていることだろう。

 

僕の高校生活とは程遠い充実

kakuyomu.jp