宇宙を探検したり色々とやっているうちになんと巨人に遭遇。
中身が全部出ちゃってるのに「それが何か?」みたいな顔してる。
さらには色々と臓器を取り出して人間の体の仕組みを学ぶことができる。
さんざっぱら子供たちにもてあそばれたせいで、ほとんどの器官は薄汚れている。よごれちまった悲しみをしんみりと感じる。
なんだこれ。なんかすごいね。すい臓とか、肝臓とかを色々とチェックする小4。
それにも飽きた娘はそばにある人体の構造を描いた図鑑などを見ていたが、ふと僕は思いついて
「うわー大変だあ!パパ腸がはみだしちゃったよ!」
という少々気色の悪いギャグを飛ばしてみたが娘は冷静に
「そうは見えないよ」
と一蹴。
仕方がないので巨人の股にはさまり、哲学的思考に浸るミドルエイジクライシス男。
しかし次の瞬間、ある啓示が。
「そうか・・・そうだったのか!」
突然全てを理解した僕。
僕は実はこの巨人の一部で、全てを破壊するために今日まで生きてきたのだった!巨人の神経と融合し始めた瞬間!ごおおおおおおおお!
そうしてこのあとウレタンのボディで破壊行為を繰り返すが、ウレタンなのでほとんど何も壊せずに激しく落ち込む。やっぱり人間として暮らすことしました。
何事もなかったように、隣のブースへ行く僕ら。ここでは四種類の食物のカードを選んでそれがバランスよく配置されたかを診断してくれるスーパーコンピューターが設置されている。
娘が選んだおかずの一品。
どんなカードだ。
その昔、親がなぜかこのイナゴのつくだにを入手し、僕の知らない間に妻に渡したことがあった。そうとは知らず、お弁当のおかずにこれが入っていたときは思わず「うわ!」と声を上げてしまった。すいません、ごはんのおかずにイナゴとか無理です。母には悪いが捨ててしまいました。妻も妻だ。
それはそうと、スーパーコンピューターにカードをパンチした結果は・・・
トホホ、じゃないよ。イナゴ出されて「好き嫌いはいかんぞ~」とか言われてもねえ。
頭にきたのでスーパーコンピューターに数十発の銃弾を打ち込んでうさを晴らし、次のコーナーへ行くとこれまた異様なサイボーグが僕たちを待ち構えていた。
お前キョーダインか!
思わず少年時代を昭和に過ごした僕の記憶がそう言わせる。
「おじさん、巨人になって暴れたり、スーパーコンピューターを壊したりしちゃだめだよ!許さないよ!」
とスカイゼル少年が少々おかんむりの様子。
娘が色々とこの気味の悪いマシン野郎とコンタクトを試みるが、一切無視される。
少々腹がたったが、よく見ると服が劣化している。
なんかうっすらと文字が浮かんでいるし。
彼もそれなりに苦労を重ねているのだなあ、と思い、そっとしておいてやることにする。次にスケルトンサイクリングに挑戦。最初は普通に鏡に写るんだけど・・・
必死に漕ぐことによって。なぜか漕ぎ手がスケルトンに。
僕らの前に若い母と息子がこれにチャレンジしていたのだが、母親が「うわーお母さんが骨になってるよ!なんでなんで!」と異様にエキサイトしておった。
こうやって散々遊んだのでもう、ここはやっつけたと判断。しかしあまりの情報量に僕は疲れてしまいました。子供未来館でお腹いっぱい。
でも、まだあるんですよ!続きは明日。
毎日更新。読んでください。投稿した分、少しづつ書き足してるけど、自転車操業。