何かの縁でこのブログを初めて見た人には訳がわからないでしょうが、僕が11月から毎日カクヨムという角川の投稿小説サイトで連載していた小説「ヘビーメタルと文芸少女」を本日で完結させました。
足掛け4ヶ月、毎日頑張って投稿し続けた結果、現時点でカクヨムのコンテスト予選を通過(あくまで通過)、フォロワー32人(よくもまあこんなに登録してくれました)PVは2500回ほど。他の作品を見れば数万PVとか莫大な数字なのでそれに比べれば取るに足りないけれど、それでもいちシロウトが書いた作品としては上出来な数字だと思う。なにせ知名度ゼロから始めましたから。
まあ、作品自体は一年以上前に完成させているので感動というわけではないけれど、それでも一区切りがついた気はするのだ。
さて、この小説を書いたあと、僕は娘のためにもう一編の小説を書いた。
「土管の向こうの街」というタイトルだ。
こんな話。
小学校5年生の孝之(ぼく)は友達3人と近所の土管を探検する。その出口は隣の団地の巨大な調整池につながっていたが、帰る途中、街に人影が見当たらないことに3人は気づく。3人はここが自分たちの団地ではないと考え、土管を戻ろうとするが、その出口から勢いよく水が吹き出しており、とても帰れる状態ではなかった。
絶望する3人の前に突然サオリと名乗る少女が現れ、彼らをショッピングモール「リリィ」へと連れて行く。学校へ行く必要もなく、毎日が夏休みとなった僕たちは最初は喜んでいたのだが・・・。
これは僕が少年の頃の思い出をもとに書いた作品で、僕なりのジュヴナイルになったと思う。娘からの評判は上々だったのでよかったらこちら、読んでみてください。