今日会社でパソコンから無線でコピー機にデータを流して資料を取り出そうとしたら、先に別の女性社員がコピーをしていた。現物コピーが優先されるので、僕の資料が出てくるのはその後だ。
様子を見ると結構時間がかかりそうなのでヒマな僕はその場で頭を垂れ、腕をブランとさせ、軽くヨロヨロとふらつきながらゾンビのマネをして待っていた(ぼく40代、小学生二人の子持ち)。
誰に気づかれることもなく、しばらくゾンビの気分に浸っているとようやくコピーが終わったのでそのまま資料が出てくるのを待っていたが一向にコピー機は反応しない。ゾンビ待ちも飽きたのでそばの人に
「いやーゾンビの真似しながら紙が出てくるの待ってたんですけど、出てこないっすね」
と言ったら
「そんなのわかんないよ、なにやってんの」
と爆笑された。
自分でも自分のしてたことがバカすぎて同時に笑ってしまった。
しかしそれでも資料は出てこない。おかしいと思い、パソコンをチェックすると別のコピー機を指定しており、エラーとなっていた。ゾンビ待ち、徒労!
ふと気になったのは、この時僕がここでやったギャグを素直に面白がった人と、ほとんど無反応の人がいたということだ。
そんなことは今までの人生経験で百も承知なのだが、価値観とは人それぞれなのだなあ。でもゾンビ待ちギャグ、普通笑うでしょ。
そんでメタリカとガガの記事を書いたら何故か飛躍的にアクセスが増えていた。
気合を入れた映画の記事とかそうでもないのに。何が良かったんだろう。「グラミー」「ガガ」「メタリカ」の組み合わせがタイムリーだったからだろうか。ひょっとしたら「だがしかし」を、マンガと勘違いしたのだろうか。正直、やっつけで書いたような雑な記事だったんだけどな。どこかにも書いてあったけど、ブログってこんなものなんだなあ。
メタルの記事を書いているよりは、家電のレビューとか美味しいものをアップしたりすると人は見るのだろうか。僕にも多少の承認欲求はあるので、やはりアクセスが増えているとうれしい。でもやっぱり書きたいこと書いたほうが健全だよね!
さて、かくれメタルのことなんだけど、つまりは、一見そうは見えないがヘビーメタルを聴いている人のことだ。
大学時代にはバンドサークルに入っていたから周囲の人間が色々なバンドを知っていて当然だった。しかし社会に出ると、それが当たり前ではなくなる。
「メタリカ」、なにそれ?となる。ちょっと調べたらブラックアルバムは世界で五千万枚くらい売れているそうだ。すごい。世界で、ということだから、日本はどうか知らない。でも、メタリカ、20年以上前に代々木オリンピックプールでやったくらいだからそれなりに聴く人はいるはずだ。思い出すのは、原宿で下りて会場に向かう途中メタリカのライヴポスターが貼ってあったのだがそのキャッチコピーが「不当評価」だった。当時このキャッチが「バーン」誌上で物議をかもしていた記憶がある。
昨年発売の「ハードワイヤー」アルバムはオリコンで5位だった。健闘している。
まあ、ある程度正当に評価されているのでは。でも来日講演は未定・・・。
話をかくれメタルにもどすと僕が最近発見したかくれメタルは思いのほかすぐそばにいた。なんと同じ部署のUさんだった。かれは4歳ほど年下なのだが、ある機会に彼の車で移動することになった。エンジンをかけると小さい音でカーステレオから何やら音楽が流れている。なんか聴いたことあるなーと思ったらこれだった。
一見非常におとなしく真面目そうに見えたUさんなのだが「ペインキラー」って!
嬉しくなって、なに!Uさんメタル好きなの?と聞くとどうやらオールドスクール系のメタルが好きだとのこと。意外!しかも娘もたまに聴くらしい。ウチと一緒。
会社の部署30人程度の中で1人かくれメタル捕獲!経験値1万アップ!
さて、娘のクラスでは最近ご多分に漏れず「恋ダンス」が流行っているそうだ。娘は一度も聞いたこともないのだが、クラスの友達が五人くらいで踊っているのを観て歌を覚えてしまっていた。ちなみに僕はその曲を知らなかったので風呂でその曲を歌っていた娘に
「なにそれ、どうでもいい曲?」
と聞くと
「うん、どうでもいい曲」
だってさ。
でもその後も耳から離れないのだろう、事あるごとに娘はその歌を歌っていたら、妻がキンドルでPVを見るようになっていた。たまたまそれが流れていた時に、娘がごはんを食べていて、
「なに、これ見てんの」
と言ったら
「ちがうよ、わたしじゃなくてママが見てるの!」
だってさ。
そこでその後ベックの「LOOSER」を聴かせると
「そーあまーけーんでどー、あまるざーべいびー、そーわいどんちゅきるみー」
と歌っていたので「よし!」と思った。
常によろしく!