音楽と本

僕のカルチャーセレクトショップ

あぁ懐かしの宇宙博。

 

不思議なもので宇宙への関心が高まった頃、「そういえばオレ子供の頃、品川からバスに乗って晴海埠頭(現在の船の科学館)でやってた宇宙博に連れて行ってもらったはずだ。」と思い、子供の頃の写真を発掘した結果、あった!アルバムには「53年7月20日」と書いてある。

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 なんとサターン1Bロケットの後ろで写真を撮っているではないか。(サターン1Bはアポロ7号にまで使用されたロケット。サターンVはそれ以降のアポロに使用された人類史上最大のロケット。110mもあり、強力なF1エンジンを5基装備しており、Vという名称はこれに由来する。)よく見ると後方にはレッドストーンロケットとアトラスロケットもある!三十年近い年月を経て大興奮!他にも月面着陸ショーなどがあって、断片的に覚えている。

 それにしても服装が完全に昭和の親子である。母親のパンタロンの幅が異様に広い!僕は黒の半ズボンを履いているが、今時の小学生でこんな格好をしていたら「やーい、のび太」とか言われて馬鹿にされているかもしれない。しかし当時はみんなこんなカッコで毎日過ごしていた。それはもう、春も、夏も、秋も、冬もである。氷点下に近い真冬に、白い粉を吹いた足で学校へ平気で登校していたと思うと、「子供は風の子」なんていうフレーズはあながち偽りではないなあ、と思う。